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小説家を目指す人へ。小説の書き方とは?ポイントは3つ!!!

「小説」の画像検索結果

今回は「小説」について、とくに純文学についてです。

小説の起源というと私の知識内では定かではありませんが、17世紀か18世紀あたりにヨーロッパで書かれ始めたという印象です。あの有名な「ドン・キホーテ」や「ロビンソン・クルーソー」などもこの時期です。

みなさん小説といえば一度くらい書こうと思ったことがあるのではないでしょうか。そんなことは一度もない という人でも頭の中で物語を空想したことはあるでしょう。小説は誰でもとっかかりやすく簡単に書き始めることができますが、一番難しいのはそれを「終わらせる」ことだといわれています。広げた風呂敷をどうまとめていくかということですね。

漠然と書いても良いものは書けませんし、物語を終わらせることもできません。これから3つのポイントを軸に「小説の書き方」をお伝えしたいと思います。

※なお、この内容はかつて小説家を目指していた私と、小説家である友人の考えです。

 

3つのポイントのうちまず一つ目

1.小説の内容

そもそもみなさんは小説のどこに面白さや心地よさを感じているでしょうか?僕は大部分を占めるのが内容つまりストーリーだと思います。良い物語は私たちの時間を忘れさせるほどに、その小説にのめり込ませます。

それでは、どうやって内容を考えていけばいいのでしょうか。

まず、芸術一般の話ではありますが、それが世に広く受け入れられ認められるには、人々の「共感」が不可欠です。ただ自分の書きたいものを書くというのでは、単なる自己満足に過ぎません。人間というものが何を欲しているのか、何に喜ぶのか、それを探って、それを表現していく孤独な作業が芸術です。

そして多くの場合、人間に普遍的な好みの傾向というのは「無意識」の層で決まっています。ここでいきなり「無意識」というものを持ち出して申し訳ないのですが、説明するには必要なのでご了承ください。(詳しくはユングフロイトの精神医学などを学ばれればと思います。)

人には大まかに「意識」と「無意識」があります。「無意識」とは普通我々が感じ取れない部分ではありますが(夢などには出てくると言われています)、意識よりもはるかに我々の行動や傾向にかかわっています。そんな「無意識」には個性を無視した人類普遍的(時空を超えて通じる)な性向が隠されています。

芸術とはそれを「無意識」から探り出してきて、みなが読めるように、聞けるように、味わえるようにしたものだと私は思っています。具体例として古代の神話や絵にはまったく異なる時代異なる場所・人種が生み出したにも関わらず、ひどく類似しています。

つまり小説の内容というのは、個人的意識の層よりも奥深くにある無意識の、それも集合的無意識の層から湧き上がってくるまたは探り出した不定形のものを文章にしていき生まれるのです。

そんな抽象的なこと言われても・・・・という声が聞こえてきそうですが、私からの具体的な提案があります。

なんとなく自分が好きなものを集めてきてその共通項を探してみてください。それはどんなささいな要素でも構いません。

また過去の自分の行動で、なぜそのような行動したのかいまだに分からないような出来事を思い出してみてください。自分の過去の行動への疑問をメタファーを駆使して個別的な事例からより一般的にしていくという方法もよく小説を書く上でとられると思います

これらは全て無意識による影響を深く受けていますので、それらを自分個人で考察することで、より普遍的なものへのスタートに使えるかもしれません。

 

 

2.形式

形式というのは小説の構成や、進め方のことを言います。

実はこの形式というのはある種「正解」のようなものがあると私は思っています。それは起承転結と日本語にもあるように、過去の文学や映画、劇などにおいて共通している形式があるからです。

この正解のようなものについてはまた後日別記事で書くかしたいと思っています。

とはいえ最初から起承転結すべて計画して書くのは控えた方がよいと思います。なぜならそのようにして書かれた作品は作者の頭の中を上回ることがないからです。

つまり、私は走りながら考えるように、書きながら考える、ある種自分を殺して手に任せて書いてみることを提案します。それは無意識からの呼び声をそのまま小説に写し出すことにもつながります。

そうすることで、登場人物が作者自身予想しなかった動きをしたり、予想しない着地点に物語が落ちるようになるのです。ある場面である登場人物はなぜこのような動きをしたのか という問いに対して作者自身明確な解が出せないような作品の方が深みが出てくると言っているのです。

 

3.文体

最後に文体です。

文体をなめてはいけません。どんなに面白い内容であっても文体が悪ければ頭にすんなり話が入ってこなかったり、読んでいて止まってしまうことがあるでしょう。

文体はどう確立していけばいいのか?というとそれは正直わかりません(笑)ただ重要なことは、「自分のスタイルを確立する」ことです。これには、たくさんの文章を書くことが必要です。自分で文章を書いてみて、少しでも違和感などを感じたら同じ内容を違った風に書き直してみる。それで一番しっくり来たものが自分スタイルです。

とはいえいきなり文章を書いていてもスタイルを確立できる頃には多くの時間が流れています。そこでオススメしたいのは憧れの小説家などの文体を少し真似して書いてみると書き始めやすいと思います。それから後は自分の好み通り書き直していけば、自分オリジナルが出るはずです。

 

 

以上3点に絞って、小説、特に純文学についての書き方を書かせてもらいました。非常に抽象的な話になってはしまいましたが、小説を書こうかどうか迷っている方などには一番初めに頭に入れておいてもらえると、これから小説を考えるうえで役に立つのではないでしょうか。