生物・化学研究者が興味あることを語る

スマートに、クリエイティブに

京騒戯画を見て。オープニングの歌詞が心に響いた。

こんにちは。

僕はルーティンというのは非常に大切だと思うんです。毎朝同じ時間に起きて同じくらいの苦さの同じくらいの量のコーヒーを同じくらいの時間をかけて飲み干す。

ルーティンってのは思考停止でもありますが、その分創造できるんですね。感覚的に。だからやっていることは毎日同じでも、毎日全然違うんです。当たり前か。

とまあ、何が言いたいかと言えば、僕は二日に一度筋トレをしているんです。かれこれ何年も。一度見についた習慣は、やらないとなんかムカムカしてきちゃうんですね。歯を磨かずに寝床に入ってしまった時みたいに。

そんな風にこのブログも書けたらなって。そんな風に思っています。良い気分転換になるしね。

 

さてさて前置きが随分長くなってしまいましたが、今回のテーマはマニアックです(笑)

5年ほど前に放送されたアニメ「京騒戯画」というものについてです。

このアニメはストーリーはそこそこ複雑で、だいぶ神話的というか哲学的というかそんな要素を含んだ、ある意味大衆受けしそうにはないかなと僕は個人的に感じている作品です。

このアニメではたくさん良いセリフが出てきたりするのですが、その中で一番僕が好きな言葉はなんとオープニングの曲の歌詞なんですね(笑)

オープニングはたむらぱんさんという方による「ココ」という作品です。

一番好きな言葉は、その中でも二番のサビ!

「もう必死になりたくない いい加減になれるなら本当に最高 でもココロは真面目になってく」

この歌詞を初めて聞いたとき、僕自身けっこう忙しくてきつかったんです。でもそのきつさは自分で選んだものだったんです。だからしんどくても、自分自身に愚痴も吐けないし、変な話本当のきつさではなかったと思うんです。つまり他人に強いられたきつさではなかったわけですから。でも内面にもやもやっとしたものを持ちながら生きていたわけです。

その僕の内面に空いた空虚なスペースを満たしてくれたのがこの言葉だった。自分の感情や気持ちを言葉で表現するのは本当に難しいことです。だからこそぴったりな言葉を思いついたときや、知った時は本当に感動があります。僕はその内面を埋めてもらったおかげでもやもやが晴れました。すごいことです。現実的な環境は何も以前とは変わっていないにもかかわらず、言葉の一つで現実の捉え方は変わります。

結局この言葉は僕の人生で大好きな言葉の一つになりました。

 

僕的にはぜひ京騒戯画を見てほしんですが、時間もかかると思いますので、是非ともココだけでも聞いてもらえたらうれしいです。

ではでは。